長年Apple Watchを使ってきましたが、思い切って CMF Watch Pro 2 に乗り換えてみました。
筆者はこれまでにApple Watch Series 3、Series 7、SE(第2世代)を使用。
しかし最近は バッテリー持ちの悪さに悩まされていました。
フル充電しても半日しかもたず、具体的には毎時約10%ずつ消費して10時間ほどで電池切れ。
以下の対処を試しても改善しませんでした。
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Series 7からSE2へ買い替え
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Apple Watchのリセットと再ペアリング
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iPhoneの設定リセット
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Appleに修理依頼(→不具合なしの診断で返却)
こうした経緯から「そもそもApple Watchじゃなくてもいいのでは?」と思い、買い替えを決意しました。
スマートウォッチに求める機能
- 睡眠トラッキング
- 毎日の睡眠時間を記録し、体調管理に役立てたい。
- バイブレーションでのアラーム
- 音よりもバイブレーションの方が確実に起きられる。
- 通知確認
- スマホを出さずに通知を確認。特にスマホを常にマナーモードにしているため、振動で気づけるのは重要。
- 通話
- ちょっとした電話ならスマホを取り出さずに済ませたい。
スマートウォッチになくてもいい機能
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文字入力などの細かい操作
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両手が塞がり非効率。
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電子マネー・決済機能
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改札やレジで手首をクロスする必要があり、意外と使いにくい。
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CMF Watch Pro 2を選んだ理由
Apple Watch以外のスマートウォッチは選択肢が豊富。その中でCMF Watch Pro 2に決めた理由は以下です。
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デザイン性が高い
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信頼できるメーカー製
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後継モデル「Watch Pro 3」の登場で価格が下がっていた
特に価格は大きな決め手。
CMF Watch Pro 2は 約12,000円前後 で購入可能で、
Apple Watch SE2(約35,800円〜)の 1/3以下の価格。
基本的な機能が揃ってこの価格は非常に魅力的です。
CMF Watch Pro 2を使って分かったメリット・デメリット
✅ メリット
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電池持ちが圧倒的に良い
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朝から晩まで使っても70〜80%残る。
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睡眠トラッキングの精度が高い
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夜間はもちろん、昼寝も自動検知して計測。
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Apple Watchのヘルスケアでは昼寝が記録されないことが多く、記録の精度が高いAutoSleepアプリを入れるとさらに電池消費が増える印象。
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装着感が軽い
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ケースは約46gと軽量で、一日中つけていても違和感が少ない。
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ベルト交換も可能で、ファッションに合わせてアレンジできる。
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通話の音質は日常利用には十分
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スピーカー音はやや高音寄りで屋外だと聞き取りにくい場面もあるが、静かな場所なら問題なし。
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マイクも声がこもらず、相手にクリアに届く。
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操作がシンプル
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スワイプだけでコントロールセンター、ウィジェット、通知にアクセス可能。
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文字盤の種類が豊富でデザイン性が高い
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価格が安いので気軽に使える
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Apple製品はリセールを考えて丁寧に扱いがちだが、CMFは1万円前後の価格帯なので気兼ねなく使える。
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⚠️ デメリット
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バイブレーションの体感が弱い
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設定は「標準」と「強」の2種類。
強にすると音が周囲に聞こえるほどだが、Apple Watchのような「手首をノックする感覚」ではなく、意外と気づきにくい。
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iPhoneとのペアリングが不安定なことがある
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通知が来ないことで気づく → 設定アプリを開くと再接続される。
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iPhone純正のヘルスケアと完全連携できない
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専用アプリでデータ確認はできるが、Appleの「ヘルスケア」アプリに統合できないため、既にApple製品で健康データを一元管理している人には不便。
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まとめ:こんな人におすすめ
Apple WatchからCMF Watch Pro 2に乗り換えて一番大きく感じたのは、やはり 圧倒的な電池持ち。
もちろんApple Watchのような決済機能やAppleエコシステムとの統合はありません。
ですが、次のような人には十分おすすめできます。
✅ CMF Watch Pro 2が向いている人
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バッテリー持ちを最優先したい
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決済や高度なアプリは不要
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価格を抑えて基本機能を使いたい
✅ Apple Watchが向いている人
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SuicaやPayPayなど決済を日常的に使う
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iPhoneのヘルスケアアプリと完全連携したい
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Apple製品との一体感を重視する
Apple Watchのバッテリーに不満があり、「通知・通話・睡眠トラッキング・アラーム」が揃えば十分という人には、CMF Watch Pro 2は非常にコスパの高い選択肢になると感じました。